オールバニ (重巡洋艦)とは? わかりやすく解説

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オールバニ (重巡洋艦)

(オールバニー_(重巡洋艦) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/11 14:33 UTC 版)

艦歴
発注
起工 1944年3月6日
進水 1945年6月30日
就役 1946年6月15日
退役 1980年8月29日
除籍 1985年6月30日
その後 1990年にスクラップとして廃棄
性能諸元
排水量 13,700 トン
全長 205.28m
全幅 21.26m
吃水 7.32m
機関:
最大速 32.6 ノット
兵員 士官、兵員1,969名
兵装 8インチ砲9門
5インチ砲12門
40mm機銃40基
20mm機銃20基
搭載機
モットー Assiduity (CG-10)

オールバニ(USS Albany, CA-123/CG-10)は、アメリカ海軍重巡洋艦オレゴン・シティ級重巡洋艦の2番艦。後にミサイル巡洋艦へ改修、オールバニ級ミサイル巡洋艦の1番艦となる。艦名はニューヨーク州オールバニに因む。その名を持つ艦としては4隻目。

艦歴

オールバニは1944年3月6日にマサチューセッツ州クインシーベスレヘム・スチール社、フォアリバー造船所で起工し、1945年6月30日にエリザベス・F・ピンクニー夫人によって進水、1946年6月15日にボストン海軍工廠でハロルド・A・カーライル艦長の指揮下就役する

艤装および整調巡航をメイン州カスコ湾近くで行った後、オールバニは東海岸沿いに作戦活動を行うが、途中西インド諸島への巡航で中断する。オールバニは海軍予備役兵および予備役士官訓練部隊の兵員を乗せ多くの訓練巡航を行った。この訓練任務は1948年9月11日まで継続され、その後チェサピーク湾から地中海へと派遣される。オールバニは第6艦隊旗艦となる。地中海での任務は10年に及び、東海岸沿いおよび西インド諸島での第6艦隊での5度の展開、南米の港への3度の巡航を行った。南米への巡航には1951年1月のブラジル大統領就任式に出席するアメリカ代表の輸送も含まれた。

USS Albany (CG-10)

1958年6月30日にオールバニはミサイル巡洋艦へ転換するための改修作業に入る。1958年11月1日に CG-10 に艦種番号を変更され、続く4年にわたってオールバニはボストン海軍工廠で広範囲な改修が行われた。オールバニは1962年11月3日にベン・B・ピケット艦長の指揮下再就役する。その後およそ5年にわたって地中海、北大西洋といったヨーロッパ海域での活動を行い、本国では東海岸沿いおよび西インド諸島での作戦活動を行った。この間にオールバニは多くの親善訪問を行い、他国海軍との共同演習も行った。1967年3月1日にボストン海軍工廠での改修作業に入り、約20か月後の1968年11月9日にロバート・C・ペニストン艦長の指揮下現役復帰する。

1973年に再びオーバーホールのためフィラデルフィア海軍工廠入りし、1974年5月にロバート・エケルンド艦長の指揮下現役復帰する。バージニア州ノーフォークが母港となり、その後まもなく第2艦隊の旗艦任務に就く。

1976年から1980年の間にオールバニは第6艦隊の旗艦任務に就き、イタリアガエッタを母港とした。

オールバニは1980年8月29日に退役した。

関連項目

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