オータムヴィオレ2号【オータムヴィオレニゴウ】(草花類)
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登録番号 | 第14995号 |
登録年月日 | 2007年 3月 2日 | |
農林水産植物の種類 | らっきょう×やまらっきょう | |
登録品種の名称及びその読み | オータムヴィオレ2号 よみ:オータムヴィオレニゴウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 福井県 | |
品種登録者の住所 | 福井県福井市大手3丁目17番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 野村幸雄、斉藤稔、小森治貴 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、らっきょうとやまらっきょうの種間雑種にやまらっきょう(熊本県阿蘇産)を交配し、子房培養によって育成された雑種であり、花茎の長さは極長、花房の大きさはやや大、小花の表面の色は鮮紫ピンクで、小花数がかなり多の切花向きの品種である。草姿はやや立、草勢はかなり強、葉数は中、分球数は少である。花茎の長さは極長、花茎数は中、花房の大きさはやや大、小花の表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート8904)、小花数はかなり多、開花の早晩性は中である。葉身の長さは極長、幅は広、色はやや濃緑、ねじれはやや弱、断面及びろう質は中、葉鞘部の色は淡、長さはかなり長、太さは極太である。1株球重及び1球重は極重、首の太さは太、しまりは中、りん茎の形状は卵形、外皮の色は白、はげ易さはやや難、りん片の色は白、数及び厚さは中である。抽だい数は多、休眠性は弱、萌芽の早晩は早である。「ラクダ系福井在来」及び「オータムヴィオレ」と比較して、花茎が長いこと、小花数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に福井県農業試験場(福井市)において、らっきょうとやまらっきょうの種間雑種の育成系統(後の「オータムヴィオレ」)にやまらっきょう(熊本県阿蘇産)を交配し、子房培養によって得られた雑種から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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