オータムヴィオレミニ

品種登録データベース

オータムヴィオレミニ【ｵｰﾀﾑｳﾞｨｵﾚﾐﾆ】（草花類）

	登録番号	第14993号
	登録年月日	2007年 3月 2日
	農林水産植物の種類	らっきょう×きいいとらっきょう
	登録品種の名称及びその読み	オータムヴィオレミニ 　よみ：ｵｰﾀﾑｳﾞｨｵﾚﾐﾆ
	品種登録の有効期限	25 年
	育成者権の消滅日
	品種登録者の名称	福井県
	品種登録者の住所	福井県福井市大手３丁目１７番１号
登録品種の育成をした者の氏名	野村幸雄、斉藤稔、小森治貴
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、らっきょう「ラクダ系福井在来」にきいいとらっきょうを交配、子房培養によって育成された種間雑種であり、花茎の長さはやや短、花房の大きさは小、小花の表面の色は鮮紫で、小花数がやや少の鉢物及び花壇向きの品種である。草姿及び草勢は中、葉数はやや多、分球数は少である。花茎の長さはやや短、花茎数はやや少、花房の大きさは小、小花の表面の色は鮮紫（JHS カラーチャート8605）、小花数はやや少、開花の早晩性は早である。葉身の長さ及び幅は中、色はやや濃緑、ねじれはかなり弱、葉の断面は丸味、葉身のろう質は中、葉鞘部の色はかなり淡、長さは中、太さは太である。１株球重はやや軽、１球重、首の太さ及びしまりは中、りん茎の形状は狭楕円形、外皮の色は白、はげ易さは中、りん片の色は白、数はやや少、厚さは薄である。抽だい数は多、休眠性は弱、萌芽の早晩は早である。「ラクダ系福井在来」及び「オータムヴィオレ」と比較して、花房が小さいこと、開花が早いこと等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は、平成９年に福井県農業試験場（福井市）において、らっきょう「ラクダ系福井在来」にきいいとらっきょうを交配し、子房培養によって得られた種間雑種から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。