オーストラリア版における、麻薬使用シーンに関する変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 08:46 UTC 版)
「Fallout 3」の記事における「オーストラリア版における、麻薬使用シーンに関する変更」の解説
2008年7月4日、オーストラリアのオーストラリア等級審査委員会(ACB)は、オーストラリアにおいて本作の発売が違法だとして、審査を拒否した。ACBはその理由として、「"SF的"な麻薬の密売(携帯)シーンが、実際のものに通用するほどに現実的な描写がなされていたためと述べている。ベセスダ・ソフトワークスが発売禁止を解除してもらうために該当箇所を削除した結果、ACBは発売禁止を解除し、オーストラリア版の発売禁止は削除された。。 そして、2008年8月7日、ACBは本作を審査しMA15+(15歳未満は保護者の同意なしに購入不可)区分とし、オーストラリアで本作を発売することが合法となった。ただし、全てのシーンが削除されたわけではなく、麻薬を実際に使用する場面のアニメーションが削除されただけであり、ACBの審査メンバーの中には他の麻薬に関するシーンを残した状態で発売するのは違法であるという意見が少数ながらもあった。 その後、イギリスのゲーム雑誌Edgeとのインタビューの中で、ベセスダ・ソフトワークスは、「このバージョンが全世界で発売できる唯一のものであり、このバージョンではきっと、現実世界の麻薬に関する描写がすべて削除されているだろう。このゲームの中で、現実世界に存在するモルヒネを出そうかと思ったが、結局"Med-X"という薬物に差し替えることになってしまった。」と話している
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