オリエンタルマドンナ【オリエンタルマドンナ】(草花類)
登録番号 | 第14978号 | |
登録年月日 | 2007年 3月 2日 | |
農林水産植物の種類 | ファレノプシス | |
登録品種の名称及びその読み | オリエンタルマドンナ よみ:オリエンタルマドンナ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 松村洋蘭株式会社 | |
品種登録者の住所 | 山梨県中巨摩郡玉穂町極楽寺705番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 松村秀彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、Doritaenopsis「ハッピーバレンタイン」に(「ハワイアンレインボー」×「コスメチック アート」)を交配して育成されたものであり、花はセパルが鮮赤味紫の地色に濃赤味紫色の脈斑、ペタル及びリップ中央裂片は鮮赤味紫の平咲きの中型種である。株の大きさは中、草姿は立性である。葉の正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、横断面の形はⅡ型、向きは水平、ねじれは無、幅は51~75㎜、長さは10.1~20㎝、表面の色は暗黄緑である。花序の型は総状、花数は6~10、花型は平、花の横径及び縦径は7.6~10.0㎝である。ドーサル・セパルの正面の形は楕円形、先端の形は凹形、周縁の波打ちは無、ラテラル・セパルの正面の形は長楕円状披針形、先端の形は鋭形、周縁の波打ちは無である。ペタルの正面の形は半円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無である。リップ中央裂片の正面の形はⅢ型、横断面の形はⅣ型である。花色はセパルは鮮赤味紫(JHS カラーチャート8906)の地色に濃赤味紫(同8907)の脈斑が入る、ペタル及びリップの中央裂片は鮮赤味紫(同8906)、側裂片の地色は鮮赤紫(同9208)で、鮮赤紫(同9208)の縞斑及び紫白(同8901)が基部に入る。花の香りは無である。「NORIKA」と比較して、ドーサル・セパル先端の形が凹形であること、セパル及びペタルの地色が鮮赤味紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に出願者の温室(山梨県中巨摩郡玉穂町)において、Dtps.「ハッピーバレンタイン」に(「ハワイアンレインボー」×「コスメチック アート」)を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「マドンナ」であった。 |
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