エアポート・リムジンバス (仙台市)とは? わかりやすく解説

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エアポート・リムジンバス (仙台市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/05 02:00 UTC 版)

エアポート・リムジンバス専用車両(仙台空港にて)

エアポート・リムジンバスは、かつて宮城県仙台市名取市にある仙台空港を結ぶ、仙台市交通局仙台市営バス)が運行していた高速バス(特急バス)である。特急仙台空港バスとも呼ばれ、路線名は仙台空港線である。

仙台市営バス唯一の高速バスで、市営バス最大の収益を誇る黒字路線であった。仙台市交通局もこの路線を重要視(飛行機到着に合わせて仙台駅行バスを発車するなど)していた。JR仙台駅仙台空港駅とを結ぶ仙台空港アクセス線2007年(平成19年)3月18日に運行開始するのに伴い、その前日(同年3月17日)をもって市営バスでの運行が終了した。

なお、仙台空港線は他に一般路線として下増田経由、仙台空港と館腰駅を結ぶ路線も存在していた。下増田経由は北釜線と統合後、2008年(平成20年)に名取市民バス・なとりん号に移管。仙台空港 - 館腰駅線は1997年(平成9年)に宮城交通へ譲渡され、2008年(平成20年)にミヤコーバスに移管、2010年(平成22年)に廃止している。

運行事業者

沿革

運賃および所要時間

長町一丁目 - 仙台空港
730円(片道)、30分
仙台駅前(及び長町一丁目以外の全ての停留所) - 仙台空港
910円(片道)、1,640円(往復)、40分(仙台駅前)

停車停留所

仙台駅前 - 仙台逓信病院前(空港発のみ停車)- 長町一丁目 - 仙台空港

通常は上記の停留所のみを経由するが、朝夕はホテル宿泊者への便宜を図るため、以下の停留所を経由するコースに変更される(1コース3~4往復程度)、括弧内は最寄りホテル。

仙台市中心部まわりAコース

錦町公園前(ホテル仙台プラザ) - 地下鉄広瀬通駅(江陽グランドホテル) - 仙台駅前 - 仙台逓信病院前(仙台国際ホテル) - 長町一丁目 - 仙台空港

※仙台空港発便は(既存停留所)→ 仙台駅前 → 錦町公園 → 地下鉄広瀬通駅となる。

仙台市中心部まわりBコース

晩翠草堂前(旧仙台(第2)ワシントンホテル) - 大町二丁目(旧仙台エクセルホテル東急前) - 仙台駅前 - 仙台逓信病院前 - 長町一丁目 - 仙台空港

※ 仙台空港発便は(既存停留所)→ 仙台駅前 → 晩翠草堂前 → 大町二丁目となる。

廃止後

参考文献

  • 仙台市交通事業五〇年史(仙台市交通局)
  • わだち愛(うつ)くし - 仙台市営特急空港バス50年の記憶(日本バス友の会仙台)





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