ウラクロシジミとは? わかりやすく解説

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ウラクロシジミ

和名:ウラクロシジミ
学名Iratsume orsedice
    チョウ目シジミチョウ科
分布北海道本州四国九州
 
写真(上):ウラクロシジミ雄
写真(下):ウラクロシジミ雌
説明
一般に山地渓谷沿いに生息しその分布は局地的食樹マンサク科マンサクマルバマンサク。卵で越冬する成虫は年1回,6〜7月出現する。主に夕刻活動し樹冠部に沿って飛翔する姿は美しい。クリなどを訪花する。卵は基部に1〜2卵ずつ産まれる
ウラクロシジミ雄

ウラクロシジミ雌


裏黒小灰蝶

読み方:ウラクロシジミ(urakuroshijimi)

シジミチョウ科チョウ

学名 Iratsume orsedice


ウラクロシジミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/27 06:22 UTC 版)

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ウラクロシジミ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: 鱗翅目 Lepidoptera
: シジミチョウ科 Lycaenidae
亜科 : ミドリシジミ亜科 Theclinae
: ウラクロシジミ属 Iratsume
: ウラクロシジミ
学名
Iratsume orsedice orsedice
和名
ウラクロシジミ
(裏黒小灰蝶)

ウラクロシジミ(裏黒小灰蝶、Iratsume orsedice orsedice)は、チョウ目シジミチョウ科に属するチョウの一つ。

概要

ゼフィルスの一員。尾状突起はあるが舌状部を持たない変わった形の翅を持つ。オスの翅表は真珠のような輝きを持つが、メスは茶褐色地に灰青白色の斑紋があるのみ。翅裏はミドリシジミ類によく見られる濃淡二色の縦帯が通り、外縁部には黒斑が並ぶ。名にたがわず黒っぽいが、和名に取り上げるほど他のゼフィルスと大差があるわけではない。オスの占有飛翔は夕刻。

食樹はマンサク科のマンサク。森林性が強く、疎林には少ない。本州の日本海側と九州・四国・南北海道の一部に分布するが、数は多くない。越冬態は卵。

参考文献

  • 牧林功解説 『日本の蝶』成美堂出版、1994年、ISBN 4-415-08045-6
  • 日本環境動物昆虫学会編『チョウの調べ方』文教出版、1998年、ISBN 4-938489-11-2

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