ウォーエンブレム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/08 15:14 UTC 版)
ウォーエンブレム(War Emblem、1999年 - 2020年)とはアメリカの競走馬である。アメリカで二冠馬となり、2002年エクリプス賞3歳牡馬チャンピオンに選出された。引退後は種牡馬として日本に輸出された。
注釈
- ^ 黒鹿毛とする資料もあるが、これは海外における毛色が、馬体の色によって Dark Bay or Brownと表記されるからである。www.equineline.com
- ^ 当時、約1億円。
- ^ 実際には、サンデーサイレンスを父とする繁殖牝馬には母系の影響もあり、母系側の主流血脈との兼ね合いも検討しなければならないのだが、日本ではヘイルトゥリーズン系以前に活躍していたのはノーザンダンサー系であり、ノーザンダンサー系の近親交配の影響も検討する必要がある。
- ^ この購入資金には、8月に急死したサンデーサイレンスの保険金があてられたといわれる。
- ^ サンデーサイレンス導入当時はRoyal ChargerやHail to Reasonの血はそれほど流行していなかった。またNorthern Dancerの血を持っていないため、当時大流行していたノーザンテースト等を代表とする、ノーザンダンサー系の牝馬との配合が可能であることが強みとなった。
- ^ サラブレッドの生産は自然主義が徹底されており、自然交配によるもののみが許され、乳牛のような人工授精は禁止されている。
- ^ 実際に誕生したのは4頭。
- ^ このうち約40頭ほどが受胎し、33頭が最終的に競走登録されている。
- ^ 登録数5頭
- ^ なお、具体的な治療の内容はマクダネル博士の「企業秘密」として公表されていない[1]。
- ^ 誕生した産駒から17頭が血統登録された
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p JRA公式サイト 2008年11月23日レーシングプログラム掲載記事「ウォーエンブレム」2015年1月8日閲覧。
- ^ “ウォーエンブレムに生殖能力の回復の兆し”. サンケイスポーツ. (2008年6月8日)
- ^ a b “War Emblem to Join Old Friends in September” (英語). Blood-Horse. Blood-Horse / Frank Angst. 2015年7月22日閲覧。
- ^ “Enigmatic War Emblem to join Old Friends” (英語). Racing Post. CENTURYCOMM LIMITED OR ITS LICENSORS / Michele Macdonald. 2015年7月22日閲覧。
- ^ a b "Champion War Emblem gelded at 17"、DRF.com、2016年2月24日、2016年4月30日閲覧。
- ^ a b 「帰国したウォーエンブレム、輸入規則に従い去勢」、ジャパン・スタッドブック・インターナショナル、2016年3月3日、2016年4月30日閲覧。
- ^ “Kentucky Derby Winner War Emblem Dies at 21”. www.bloodhorse.com (2020年3月11日). 2024年2月8日閲覧。
- ^ “オールブラッシュ 父ほうふつの種付け - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル”. スポニチ Sponichi Annex. 2022年9月2日閲覧。
- ^ オールブラッシュnetkeiba.com
- 1 ウォーエンブレムとは
- 2 ウォーエンブレムの概要
- 3 血統表
固有名詞の分類
サラブレッド | バーディバーディ ヤマニンセラフィム ウォーエンブレム バザード シンコウシングラー |
アメリカ合衆国生産の競走馬 | ゴールドディガー ボールドルーラー ウォーエンブレム チーフズクラウン コロニアルアッフェアー |
アメリカ合衆国調教の競走馬 | ゴールドディガー ボールドルーラー ウォーエンブレム チーフズクラウン コロニアルアッフェアー |
1999年生 (競走馬) | シルクフェイマス ヤマニンセラフィム ウォーエンブレム ナリタセンチュリー タムロチェリー |
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