ウインターペガサス スノーフェアリー【ウインターペガサス スノーフェアリー】(草花類)
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登録番号 | 第6240号 |
登録年月日 | 1998年 3月 13日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | ウインターペガサス スノーフェアリー よみ:ウインターペガサス スノーフェアリー |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 3月 14日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社バイオ・ユー | |
品種登録者の住所 | 香川県善通寺市櫛梨町594番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 氏家正徳 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ウインタードリーム」に「ビア コタタ チバ」を交配したフラスコ苗の中から選抜,育成されたものであり,花はドーサル・セパルがピンク白の単色,ラテラル・セパルがピンク白の地色に紫ピンクのぼかし,ペタルがピンク白の地色に淡紫ピンクのぼかしが入り,リップが円形でピンク白の地色に濃赤紫の斑点及び穏紫ピンクの小斑点が入る中型種である。 草型の大きさはやや大,草姿は中間型である。開花ぎ球茎の正面の形は広線形,横断面の形は扁円形,高さは61~100㎜,長径は31~50㎜である。葉の全体の形は線形,先端は鋭先形,長さは45~75㎝,幅は21~30㎜,先端の角度は60~90゚,葉色は緑,葉数は10~12枚である。花茎の長さは50~80㎝,太さは9.1~12㎜,1花茎の花数は11~20花である。咲き型は部分抱え・平咲き,花の横径は81~100㎜,縦径は61~80㎜,ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形,ラテラル・セパルは湾曲倒卵形,ペタルは広線形である。リップは円形,先端は鋭形,周縁の反転は無,波打ちは中,横径及び縦径は25~30㎜である。全体的な花色は桃系,ドーサル・セパルはピンク白(JHS カラーチャート9201)の単色,ラテラル・セパルはピンク白(同9201)の地色に紫ピンク(同9211)のぼかしが,ペタルはピンク白(同9201)の地色に淡紫ピンク(同9202)のぼかしが入り,リップはピンク白(同9201)の地色に濃赤紫(同9209)の斑点及び穏紫ピンク(同9212)の小斑点が入る。花の香りは無,開花期は冬である。 「ミュージックフェアー スノークイーン」と比較して,咲き型が部分抱え・平咲きであること,ドーサル・セパル及びラテラル・セパルが小さいこと,ペタル内側の花色の分布がぼかしであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成元年に「ウインタードリーム」に「ビア コタタ チバ」を交配したフラスコ苗を購入し,4年に開花株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「スノーフェアリー」であった。 |
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