ウィーン遠征
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「東京荒川少年少女合唱隊」の記事における「ウィーン遠征」の解説
合唱隊は過去にヨーロッパ、アジア、中東、アメリカなど様々な国へ遠征、演奏してきている。 2011年8月、合唱隊は「荒川区・ ウィーン市ドナウシュタット区友好交流15周年記念式典」へ参加するため、オーストリアのウィーンへ遠征した。ウィーン郊外ドナウシュタット区と荒川区は平成8年に「友好都市」となっており、交換留学生による国際交流や、荒川区南千住駅東口広場に「ドナウ広場」、その脇に続く道路に「ドナウ通り」という愛称もつけられている。同じ様に、ドナウシュタット区の道路にも「荒川通り」や「東京通り」という愛称がつけられており、「東京通り」沿いの建物に「荒川区と友達」と題するモザイク壁画がつくられているという関係。今回の遠征には、2011年3月の東日本大震災後に差しのべられた様々な支援に感謝し、復興に向かう日本の元気を伝えるという大きな目的があった。計4回の演奏を締めくくる最後のドナウシュタット区の教会では、満員の観客からスタンディングオベーションを受けた。ウィーン遠征で観客に書いてもらった感想や応援メッセージなどを、一つの大きな旗とし大切に保管している。
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