インドでの発売中止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 08:46 UTC 版)
「Fallout 3」の記事における「インドでの発売中止」の解説
マイクロソフトは2008年10月22日、宗教的および文化的な理由から本作のXbox360版をインドでは発売しないつもりであると発表したマイクロソフトは「マイクロソフトはインドのユーザーの皆様にも海外版で遊んでいただけるよう最善の努力を尽くします。ですが、インドの文化に対して考慮した結果、本作をインドで発売しないということにいたしました」と述べている。マイクロソフトは問題点を明確にさせていないが、Gaming Blendのピーター・ハースは「ゲーム内に登場する双頭の牛・バラモンが、ヒンズー教のカースト制度の頂点に位置する司祭階級を示す言葉(Brahmin)と名前を同じくしていることや、インドのコブウシを祖先とするブラーマン種(brahman)とつづりが似ており、いずれもヒンズー教徒たちから神聖なものとして崇拝されているため、発売禁止の原因になったのではないか」とみている。 また、GamesRaderUKのDave Meiklehamは、ゲーム中の屠殺表現と核爆弾で罪のない人々を殺害できる点が問題視されたのではないかとみている。
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