イングランドでの相当職
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/12 17:43 UTC 版)
「ロード・リヨン・キング・オブ・アームス」の記事における「イングランドでの相当職」の解説
イングランドにおいてのロード・リヨン・キング・オブ・アームスに相当する職は分野によって複数存在する[要出典]。 国家儀式の統括と紋章の交付という点では軍務伯がこれに相当する。 紋章官としてはイングランドには以下の3人のキング・オブ・アームスが存在する。なお、ロード・リヨン・キング・オブ・アームスとは異なり紋章の交付は軍務伯の権限である。ガーター・プリンシパル・キング・オブ・アームス(Garter Principal King of Arms)…全体の統括 クラレンスー・キング・オブ・アームス(Clarenceux King of Arms)…イングランド南部 ノロイ・アンド・アルスター・キング・オブ・アームス(Norroy and Ulster King of Arms)…イングランド北部・北アイルランド 紋章を管轄する裁判所としてはハイ・コート・オブ・シバリー(High Court of Chivalry)が存在するが、民事専門の裁判所であり、最後に開かれたのは1954年である。これに対しリヨン裁判所は刑事裁判所としての機能を併せ持ち、紋章が不正に使用されている部分の破壊を行うことができるなど強い権限を持つ。 リヨン卿はスコットランド国王旗(英語版)である「ライオン・ランパント」を使用することのできる数少ない人の一人である。
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