イギリス海外領土市民とは? わかりやすく解説

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イギリス海外領土市民

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/21 09:50 UTC 版)

イギリス国籍
(イギリス海外領土市民)
British nationality
(British Overseas Territories citizens)
イギリス国旗
概要
国家 イギリス
根拠 1948年イギリス国籍法英語版
1981年イギリス国籍法
1949年アイルランド法英語版
1962年連邦移民法英語版
1968年連邦移民法英語版
1971年移民法英語版
対象
  • 1983年1月1日以前に出生し、1982年12月31日にイギリスおよび植民地市民であり、自分か両親、もしくは祖父母がイギリス海外領土で出生、登録、または帰化した事により、イギリス海外領土とつながりがある者
  • 1983年1月1日以降に出生し、出生時、両親のどちらかがイギリス海外領土市民である、あるいはイギリス海外領土に合法的に定住している者
  • 1983年1月1日以降にイギリス海外領土でイギリス海外領土市民の養子となった者
  • 海外領土の外で、英国海外領土の市民権を取得した親との間に出生した者
取得と離脱
主義 条件付き出生地主義(半血統主義
取得

以下の条件のもと国籍を取得する

  • 1983年1月1日以降に出生し、出生時、両親のどちらかがイギリス海外領土市民である、あるいはイギリス海外領土に合法的に定住している者
  • 1983年1月1日以降にイギリス海外領土でイギリス海外領土市民の養子となった
  • 海外領土の外で、英国海外領土の市民権を取得した親との間に出生した
多国籍
二重国籍 認められる
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イギリス海外領土市民(イギリスかいがいりょうどしみん、英語: British Overseas Territories citizens)とは、イギリス国籍の一区分である。2002年2月26日までは「イギリス属地市民」と呼ばれていた[1]

この区分はイギリス在外公館からの領事支援や保護を受けることができるが、イギリス市民権を有さず、居住労働在留期間の制限や入国審査が必要となる[1]

取得

1983年1月1日以前にイギリス海外領土で生まれた場合

1982年12月31日にイギリスおよび植民地市民であり、且つ自分か両親、もしくは祖父母がイギリス海外領土で出生、登録、または帰化した事により、イギリス海外領土とつながりがある者に付与される[1]。(また、1983年1月1日にイギリス海外領土市民となった男性と結婚した女性もイギリス海外領土市民となる[1]。)

1983年1月1日以降にイギリス海外領土で生まれた場合

出生時、両親のどちらかがイギリス海外領土市民である、あるいはイギリス海外領土に合法的に定住している者に付与される[1]

その他

1983年1月1日以降にイギリス海外領土でイギリス海外領土市民の養子となった場合、もしくは海外領土の外で、イギリス海外領土の市民権を取得した親との間に生まれた場合に付与される[1]

関連項目


出典

  1. ^ a b c d e f Types of British nationality” (英語). GOV.UK. 2024年10月21日閲覧。



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