アーク・ロイヤルの沈没
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/11 06:25 UTC 版)
「ラフォーレイ (駆逐艦・2代)」の記事における「アーク・ロイヤルの沈没」の解説
11月10日にラフォーレイは駆逐艦ライトニング(英語版)、リージョン、シーク、ズールー、グルカ(英語版)、オランダ海軍のイサーク・スウェールズと共に戦艦マレーヤ、空母アーク・ロイヤルとアーガス、軽巡洋艦ハーマイオニーを護衛して、マルタ島へハリケーン戦闘機を輸送するパーペテュアル作戦に参加した。 しかし輸送成功後にジブラルタルへ帰投中だった11月13日、アーク・ロイヤルがドイツ海軍の潜水艦U-81に雷撃されてしまった。ラフォーレイはASDICに疑わしい反応があったものの、アーク・ロイヤルが被弾するまで数度の対潜攻撃は失敗に終わっていた。その日の終わり、ラフォーレイはアーク・ロイヤルに寄り添い電線を渡してダメージ・コントロールに必要な電力を提供した。最終的に復旧活動は実を結ぶことなく、翌日アーク・ロイヤルは沈没したためラフォーレイはジブラルタルに帰投した。 ラフォーレイは11月にウォーシップ・ウィークのキャンペーンに参加し、ノーザンプトンの市民に割り当てられた。 ラフォーレイは1942年1月中を、ジブラルタル海峡を通過しようとするUボート迎撃のために実施され始めた対潜哨戒活動に参加して過ごした。1月18日にラフォーレイはヘスペルス(英語版)と共同でU-93(英語版)に爆雷攻撃を加えた。2月から3月にかけては、大西洋を行く輸送船団の護衛やマルタ島へ航空機輸送を行う空母の護衛に従事している。4月1日にラフォーレイはH部隊から分離され、大西洋での艦隊護衛と船団護衛のためにフリータウンへ向かった。船団と共にケープタウンへ4月18日に到着したラフォーレイは、今度は船団をダーバンへ護衛して4月22日に到着した。
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