アンリ・ドゥ・リュバック
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アンリ・ドゥ・リュバック | |
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枢機卿 | |
聖職 | |
枢機卿任命 | 1983年2月2日 |
個人情報 | |
出生 | 1896年2月20日![]() カンブレー |
死去 | 1991年9月4日![]() パリ |
紋章 | ![]() |
アンリ・ドゥ・リュバック(フランス語: Henri de Lubac, 1896年2月20日 - 1991年9月4日)は、フランスのカトリック教会の枢機卿であり神学者である。
生涯
1896年、北部フランスの町カンブレーに生まれる。1913年にイエズス会に入会し、1917年には第一次世界大戦に従軍、第二次世界大戦の際には対独抵抗運動に参加した。仏教にも強い関心を示し、自らの神学書にその影響を反映させた。第2バチカン公会議にも参加し、「古代教会の復活こそ現代教会の活性化に一役買う」と主張した。1983年に教皇ヨハネ・パウロ2世によって枢機卿に任命された。1991年に95歳で亡くなった。
主な著書
- Catholicisme, les aspects sociaux du dogme 1938年
- Sources chrétiennes 1943年 共著
- Surnaturel. Études historiques 1946年
- Le Fondement théologique des missions 1946年
- Aspects du bouddhisme 第1巻 1951年
- Amida (Aspects du bouddhismeの第2巻) 1955年
固有名詞の分類
キリスト教神学者 |
アルベルトゥス・マグヌス アリウス アンリ・ドゥ・リュバック ヨハネス・ドゥンス・スコトゥス ロジャー・ウィリアムズ |
イエズス会士 |
原マルティノ ジェラード・マンリ・ホプキンス アンリ・ドゥ・リュバック ピエール・ファーヴル パウロ三木 |
フランスの枢機卿 |
ジョゼフ・フェッシュ アンドレ=エルキュール・ド・フルーリー アンリ・ドゥ・リュバック アントワーヌ・ド・グランヴェル エティエンヌ=シャルル・ド・ロメニー・ド・ブリエンヌ |
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