アンブロシアーナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 06:37 UTC 版)
「タザリア王国物語」の記事における「アンブロシアーナ」の解説
(Ambrosiana, 聖階暦2006年 - )バスカニオン教の頂点に立つ少女神(コレツェオス)(在位2011年 - )。好奇心と冒険心の強い快活で奔放な少女で、侍女から逃げてしばしば杏の木に登って隠れていたこともある。主にそんな彼女をなだめすかして言うことを聞かせるとき、フランチェサイズ大聖堂で働く者の多くは彼女のことを姫様(ひいさま)と呼ぶ。 アンブロシアーナはほかの少女神と同じくレイモーン王国の出身で、5歳の時(2011年)に少女神となってフランチェサイズに連れてこられた。家族とは引き離され、大聖堂で働く人々は常に彼女と接する距離に気を配り、友人と呼べる人間はいなかった。しかし14歳の時(2020年)、繁栄の儀(プロスフェストゥム)に出席するためにフランチェサイズを訪れていたジグリットと出会う。2人は強く惹かれあうが、ジグリットは遠くタザリアへ帰らないわけにはいかなかった。そして15歳の時(2021年)には自由とは無縁の生活に嫌気がさしてこっそり外出し、南風舞踏座(エウロス)で一番人気の踊り子、ナターシと出会った。友人となった彼女たちはしばしば一緒に街へ出かけるようになる。 一時、ナターシと友に国を離れるが第5巻の時点では帰国している。その際にジューヌの魂を救済するために少女神としての力を喪失してしまった。
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