アンドリュー・ガーフィールド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/16 15:59 UTC 版)
アンドリュー・ガーフィールド Andrew Garfield |
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2023年
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本名 | アンドリュー・ラッセル・ガーフィールド | ||||||||||||||||||||
生年月日 | 1983年8月20日(41歳) | ||||||||||||||||||||
出生地 | ![]() |
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国籍 | ![]() ![]() |
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身長 | 179cm | ||||||||||||||||||||
職業 | 俳優 | ||||||||||||||||||||
ジャンル | 映画 | ||||||||||||||||||||
活動期間 | 2004年 - | ||||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||||
『BOY A』 『わたしを離さないで』 『ソーシャル・ネットワーク』 『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ 『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』 『ハクソー・リッジ』 『ブレス しあわせの呼吸』 『沈黙 -サイレンス-』 『アンダー・ザ・シルバーレイク』 『メインストリーム』 『タミー・フェイの瞳』 『Tick, tick... BOOM! : チック、チック…ブーン!』 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』 |
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アンドリュー・ガーフィールド(Andrew Garfield, 1983年8月20日 - )は、アメリカ合衆国生まれのイギリスの俳優。2018年、舞台『エンジェルス・イン・アメリカ』で主演を務め、トニー賞 演劇主演男優賞を受賞[1][2]。
来歴
生い立ち
カリフォルニア州ロサンゼルス出身。父親はカリフォルニア州出身でロシア系、ポーランド系、ルーマニア系の血を引いているユダヤ系アメリカ人、母親はイギリス・エセックス出身のイギリス人のため、アメリカとイギリスの二重国籍保持者[3]。
3歳の時にイングランド・サリー州エプソムに移住。16歳の時に、演技に興味を持ち始め高校卒業後、セントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマで学ぶ。
キャリア
舞台俳優としてキャリアをスタートさせ、2004年にMEN Theatre Awardを、2006年にイヴニング・スタンダード演劇賞の新人賞を受賞。2007年にはロバート・レッドフォード監督作『大いなる陰謀』で映画デビューし注目を集める。同年公開・放送の『BOY A』で英国アカデミー賞テレビ部門主演男優賞を受賞。2009年にはテリー・ギリアム監督作の『Dr.パルナサスの鏡』に出演。
2010年にはデヴィッド・フィンチャー監督による『ソーシャル・ネットワーク』や、日系イギリス人作家カズオ・イシグロの小説を映画化した『わたしを離さないで』が公開され、両作品で多数の賞にノミネートされた。また8月、テリー・ギリアムがカナダのロックバンドアーケード・ファイアのマディソン・スクエア・ガーデンでのライブを撮影した際、アシスタントを務めた。
2012年7月公開のマーク・ウェブ監督『アメイジング・スパイダーマン』では主人公ピーター・パーカー / スパイダーマンを演じた[4][5][6]。
2017年にメル・ギブソン監督作の『ハクソー・リッジ』において、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。
2018年には舞台『エンジェルス・イン・アメリカ』で主演を務め、トニー賞 演劇主演男優賞を受賞した[1][2]。
私生活
『ソーシャル・ネットワーク』で共演したジェシー・アイゼンバーグや、イギリス人俳優のロバート・パティンソンと親しい友人である[7][8]。また、エディ・レッドメインとはフラットメイトであった。
2008年からアメリカ人女優のシャノン・ウッドワードと交際していたが2011年5月に破局が報じられた[9][10]。6月に『アメイジング・スパイダーマン』の共演者であるエマ・ストーンと交際していることがUs Weekly誌の報道により明らかになった[11][12]。2015年に破局。
2022年4月、モデルのアリッサ・ミラーとの破局が報じられた[14]。
フィルモグラフィ
※役名の太字表記は主演。
長編映画
劇場公開映画
年 | 題名 | 役名 | 備考 | 吹替 |
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2007 | BOY A Boy A |
ジャック・バリッジ | ||
大いなる陰謀 Lions for Lambs |
トッド・ヘイズ | 細谷佳正 | ||
2008 | ブーリン家の姉妹 The Other Boleyn Girl |
フランシス・ウェストン | クレジットのみ | |
2009 | Dr.パルナサスの鏡 The Imaginarium of Doctor Parnassus |
アントン | 佐藤拓也 | |
2010 | わたしを離さないで Never Let Me Go |
トミー | 石母田史朗 | |
ソーシャル・ネットワーク The Social Network |
エドゥアルド・サベリン | 小松史法 | ||
2012 | アメイジング・スパイダーマン The Amazing Spider-Man |
ピーター・パーカー / スパイダーマン | 前野智昭 | |
2014 | アメイジング・スパイダーマン2 The Amazing Spider-Man 2 |
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ドリーム ホーム 99%を操る男たち 99 Homes |
デニス・ナッシュ | 福田賢二 | ||
2016 | ハクソー・リッジ Hacksaw Ridge |
デズモンド・ドス | 前野智昭 | |
沈黙 -サイレンス- Silence |
セバスチャン・ロドリゴ神父 / 岡田三右衛門 | (吹き替え版なし) | ||
2017 | ブレス しあわせの呼吸 Breathe |
ロビン・カヴェンディッシュ | ||
2018 | アンダー・ザ・シルバーレイク Under the Silver Lake |
サム | 小松史法 | |
2020 | メインストリーム Mainstream |
リンク | 兼製作 | (吹き替え版なし) |
2021 | タミー・フェイの瞳 The Eyes of Tammy Faye |
ジム・ベイカー | 前野智昭 | |
Tick, tick... BOOM! : チック、チック…ブーン! Tick, Tick... Boom! |
ジョナサン・ラーソン | 下川涼 | ||
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム Spider-Man: No Way Home [15] |
ピーター・パーカー / スパイダーマン | 前野智昭 | ||
2024 | We Live in Time この時を生きて We Live in Time |
トビアス | ||
2025 | After the Hunt |
TBA | ||
TBA | A Life of Jesus |
テレビ映画
年 | 題名 | 役名 |
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2009 | レッド・ライディング Red Riding |
エディ・ダンフォード |
短編映画
年 | 題名 | 役名 |
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2005 | Mumbo Jumbo | Simmo |
2010 | アイム・ヒア I'm Here |
シェルドン |
テレビ
放映年 | 題名 | 役名 | 備考 | 吹き替え |
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2005 | Sugar Rush | トム | 計5話出演 | N/A |
2007 | ドクター・フー Doctor Who |
フランク | 計2話出演 | |
ロンドン警視庁犯罪ファイル Trial & Retribution |
マーティン・ダグラス | 第10シーズン第3話「Closure: Part 1」 | (吹き替え版なし) | |
2011, 2014 | サタデー・ナイト・ライブ Saturday Night Live |
本人(ホスト) | 計2話出演 | N/A |
2022 | アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実 Under the Banner of Heaven |
ジェブ・パイアー刑事 | ミニシリーズ | (吹き替え版なし) |
TBA | Wild Things |
ロイ・ホーン | 兼製作総指揮 | TBA |
日本語吹き替え
『アメイジング・スパイダーマン』以降、主に前野智昭が担当しており、現在では「アンドリュー・ガーフィールド担当」とも評される定番声優となっている[16][17]。
そのほかにも、小松史法、細谷佳正、佐藤拓也、石母田史朗、福田賢二、下川涼なども声を当てている。
受賞とノミネート
- 『BOY A』
- 英国アカデミー賞テレビ部門 主演男優賞 受賞
- ハリウッド映画祭 ブレイクスルー男優賞 受賞
- イブニング・スタンダード英国映画賞 男優賞 受賞
- サターン賞 助演男優賞
- 英国インディペンデント映画賞 助演男優賞 ノミネート
- ロンドン映画批評家協会賞 年間英国男優賞 ノミネート
- デトロイト映画批評家協会賞 ブレイクスルー演技賞 ノミネート
- ハリウッド映画祭 ブレイクスルー男優賞 受賞
- イブニング・スタンダード英国映画賞 男優賞 受賞
- 英国アカデミー賞 助演男優賞 ノミネート
- 英国アカデミー賞 ライジング・スター賞 ノミネート
- ゴールデングローブ賞 助演男優賞 ノミネート
- サテライト賞 助演男優賞 ノミネート
- 全米映画俳優組合賞 キャスト賞 ノミネート
- アイオワ映画批評家協会賞 助演男優賞 ノミネート
- オンライン映画批評家協会賞 助演男優賞ノミネート
- シカゴ映画批評家協会賞 助演男優賞 ノミネート
- セントラルオハイオ映画批評家協会賞 助演男優賞 ノミネート
- デトロイト映画批評家協会賞 助演男優賞 ノミネート
- デトロイト映画批評家協会賞 ブレイクスルー演技賞 ノミネート
- ヒューストン映画批評家協会賞 助演男優賞 ノミネート
- フェニックス映画批評家協会賞 助演男優賞 ノミネート
- クリティクス・チョイス・アワード 助演男優賞 ノミネート
- ボストン映画批評家協会賞 助演男優賞 次点
- ユタ映画批評家協会賞 助演男優賞 ノミネート
- ロンドン映画批評家協会賞 助演男優賞 受賞
- ワシントンD.C.映画批評家協会賞 助演男優賞 ノミネート
- 『ハクソー・リッジ』
- アカデミー主演男優賞 ノミネート
- デトロイト映画批評家協会賞 主演男優賞 ノミネート
- ゴールデングローブ賞 映画部門 主演男優賞 (ドラマ部門) ノミネート
- サテライト賞 主演男優賞(ドラマ部門)受賞
- ワシントンD.C.映画批評家協会賞 主演男優賞 ノミネート
- ロンドン映画批評家協会賞 男優賞 ノミネート
- ロンドン映画批評家協会賞 男優賞(イギリス国内) 受賞
- ロンドン映画批評家協会賞 男優賞(イギリス国内) 受賞
- アカデミー主演男優賞 ノミネート
- ゴールデングローブ賞 映画部門 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) 受賞
- サテライト賞 主演男優賞(コメディ・ミュージカル部門)受賞
- デトロイト映画批評家協会賞 主演男優賞 ノミネート
- ワシントンD.C.映画批評家協会賞 主演男優賞 受賞
出典
- ^ a b “アンドリュー・ガーフィールドの社会派スピーチに称賛の声 「みんな完璧だし、みんな居場所がある」”. HUFFPOST (2018年6月11日). 2018年8月14日閲覧。
- ^ a b “第72回トニー賞授賞式 受賞結果”. wowow (2018年6月11日). 2018年8月14日閲覧。
- ^ Associated Press (2008年8月1日). “Andrew Garfield: From unknown to ‘Boy A’”. MSNBC 2010年5月27日閲覧。
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: 不明な引数|coauthors=
が空白で指定されています。 (説明)⚠ - ^ “It's Official! Andrew Garfield to Play Spider-Man!”. ComingSoon.net (2010年7月1日). 2010年7月1日閲覧。
- ^ “British actor Andrew Garfield cast as new Spider-Man”. BBC (2010年7月2日). 2010年7月5日閲覧。
- ^ Dave, Itzoff (2010年7月2日). “New ‘Spider-Man’ Finds Its New Spider-Man”. New York Times 2010年7月5日閲覧。
- ^ “Andrew Garfield & Jesse Eisenberg Supreme in Soho”, JUST JARED(2011年5月7日), 2011年5月24日閲覧。
- ^ “Andrew Garfield & Robert Pattinson - BFFS!”, Showbizspy(2010年10月12日), 2011年5月25日閲覧。
- ^ “Andrew Garfield & Shannon Woodward Cobra Couple”, JUST JARED(2010年11月6日), 2011年5月25日閲覧。
- ^ CELEBRITY NEWS(2011年5月26日). “EXCLUSIVE Spider-Man’s Andrew Garfield, Actress Shannon Woodward Split”. US MAGAZINE.COM. 2011年5月29日閲覧。
- ^ “『アメイジング・スパイダーマン』のアンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーンと交際?” . シネマトゥデイ (2011年6月24日) . 2011年9月5日閲覧。
- ^ “Andrew Garfield & Emma Stone: Dinner Date!” . JUST JARED (26 August 2011) . 2011年9月5日閲覧。
- ^ March 06, Elise Burger. “Rita Ora and Andrew Garfield Split: Reports” (英語). PEOPLE.com. 2022年4月6日閲覧。
- ^ April 05, Benjamin VanHoose. “Andrew Garfield and Alyssa Miller Broke Up a Month Ago But Remain Friendly: Source” (英語). PEOPLE.com. 2022年4月6日閲覧。
- ^ Donnelly, Matt (2022年1月7日). “Andrew Garfield Finally Spills About ‘Spider-Man’ Return and Future — and the ‘Gift’ of ‘Tick, Tick Boom!’ (EXCLUSIVE)” (英語). Variety. 2022年1月13日閲覧。
- ^ “ムロツヨシが「見た目は赤ちゃん、中身はおっさん」に! ほっこり狂気なアニメ『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』ほか人気声優の吹替作品が厳選TV放送 | BANGER!!!(バンガー) 映画愛、爆発!!!”. BANGER!!!(バンガー) 映画愛、爆発!!!. 2025年5月28日閲覧。
- ^ “前野智昭の臨場感あふれるナレーションで迫る!知られざるネコ科動物の生態”. ホミニス. 2025年5月28日閲覧。
外部リンク
「アンドリュー・ガーフィールド」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
アメリカ合衆国の俳優 |
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