アレクラスタ皇国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 15:52 UTC 版)
「はぐれ勇者の鬼畜美学」の記事における「アレクラスタ皇国」の解説
ヴォルク・レム・アレクラスタIV世 声 - 西村知道 宗教国家アレクラスタの教皇。基本的には温厚な人格者であり、ディスディア、シェルフィード、ゲイルペインとの四国会談でも、中立の姿勢を保った対応を行った。 しかし、その本性は狡猾そのもので、裏ではディスディアと手を結んでおり、シェルフィードの元勇者であるレオンの真実を何らかの方法で知って、フィルに破壊されたレオンの墓を掘り起こし、彼の遺骨がディスディアのバラムの元へ横流しするよう仕組んだ張本人。その結果、レオンは反魂の術で鎧騎士として蘇らされ、ゲイルペインに隠れ住む魔族達を皆殺しにするべく、バラムの命令に従うまま様々な暗躍を行い、多くの混乱を引き起こした。つまりは、ヴォルクこそが平和になったはずのアレイザードで起こった新たな騒乱を仕組んだ真の元凶とも言える。ディスディアが食料飢饉解決の為に「国土」を求めていたのに対し、ヴォルクは自らの国家とその技術を発展させ莫大な富を獲得する為に「人」を求めており、その真の目的は、ディスディアとシェルフィードに大きな混乱をもたらす事で、救いを求める双方の国民達が自身の擁するリシャル聖教に入信するよう仕向け、自らの勢力を拡大化させる事にあった。 レオンが倒されバラムも死亡した後、自らの思惑以上の展開を迎えたヴォルクは、混乱に包まれたディスディアとシェルフィードの双方に止めを刺すべく、レオン・エスペリオに関する真実を自分達に都合の良い形で公表しようと目論んでいたようだが、地上世界に戻っていった暁月が、自身に関する国の存亡に関わる秘密を知っている事を暗示させる書状を送りつけてきた結果、その目論見は失敗に終わる事になった。 実は、アレイザードに大きな混乱を巻き起こした魔王ガリウスとは血縁関係にあたり、彼の叔父にあたる。リシャル聖教最大の汚点となり得る為、ヴォルクの根回しによってその事実は揉み消されたが、暁月だけは神層界にいた時に、ヴォルクとガリウスの関係を知った模様。 ミランダ・クエンティ 声 - たかはし智秋 リシャル聖教の大司教。
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