アレクトールの子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 08:00 UTC 版)
このイーピスは、アルゴス王アレクトールの子で、一説にカパネウスと兄弟。エテオクロス、娘エウアドネーの父。息子のエテオクロスはテーバイ攻めの7将の1人であり、娘エウアドネーは同じく7将の1人カパネウスの妻となった。 イーピスは7将の1人テューデウスから、アムピアラーオスをテーバイ遠征軍に加えられないかと相談を受けた。そこでイーピスはアムピアラーオスの妻エリピューレーにハルモニアーの首飾りを与え、彼女に協力を求めるよう助言をした。またテーバイ遠征が失敗に終わり、エウアドネーがゼウスの雷に打たれて死んだ夫の後を追おうとしたとき、イーピスは娘を説得しようとした。のちにカパネウスの子ステネロスが成長すると王位を譲り、プロイトス以来の王権はステネロスの子キュララベースの代まで続いた。 先代: アレクトール アルゴス王(神話時代) 次代: ステネロス
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