アリス映画での扱い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 15:06 UTC 版)
「トゥイードルダムとトゥイードルディー」の記事における「アリス映画での扱い」の解説
ディズニーのアニメ映画『ふしぎの国のアリス』(1951年)は、話の大枠は『不思議の国のアリス』に依りながらも、作中にトゥイードルダムとトゥイードルディーを登場させている。このアニメーションでは、二人は白ウサギを見失ったアリスの前に物陰から不意に現われて、一緒にゲームをやろうとせがむ。アリスが断ると二人は涙に咽びながら「セイウチと牡蠣」の物語を語り、その後互いに遊び始めたところでアリスは彼らを置いて去っていく。二人は大きな蝶ネクタイをつけて互いにそっくりな姿で描かれており、始終悪巧みをしているような顔つきをし、異常な高さに跳ね上がったり、足をぐにゃぐにゃ動かしたりと絶えず奇怪な動きを見せる。 ティム・バートン監督による2010年の映画『アリス・イン・ワンダーランド』では、トゥイードルダムとトゥイードルディーは「赤の女王」の道化となっている。しかし実際には白の女王側のレジスタンスの一員であり、物語の冒頭ではアリスを誘い出すために白ウサギを助け、のちには女王の兵からアリスを逃すために協力するが、そのためにジャブジャブ鳥に捕まえられてしまう。この映画では二人はマット・ルーカスによって演じられており、デジタル技術によってルーカスの顔が二人の胴体に埋め込まれるような形に合成されている。
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