アブラガニとの混同
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/26 03:17 UTC 版)
「アブラガニ」も参照 アブラガニはタラバガニとよく似ており、しばしば混同されることもあるが、アブラガニを「タラバガニ」と表示して販売することは、日本では禁止されている。 2004年に「タラバガニ」の原材料偽装(実際はアブラガニ)が日本で問題となった。アブラガニは従来北海道ではタラバガニと明確に別の種類として扱われていたが、後に価格も上昇しタラバガニの代用魚として利用されるようになった。 2004年3月21日の毎日放送系ローカル『Voice』、同年4月25日のTBS系『報道特集』にて、偽装販売問題が放映され、北海道札幌市の二条市場への取材により、一部の店舗で偽装を認めたコメントが放映された。 2004年、公正取引委員会の調査により、4月27日付そごう広島店の「初夏の北海道物産展」の折り込みチラシに、アブラガニをタラバガニであるかのように表示していたが,実際にはアブラガニであった事実等が認められ、6月30日、景品表示法の規定に基づき、株式会社そごうほか3社に排除命令を行った。これらの一連の報道をきっかけに、アブラガニの存在が広く知られるところとなった。[要出典] また、アブラガニのほかにもイバラガニ(学名:Lithodes turritus)など多くの近縁種を抱えているので、こちらも偽装に使われるのではないかと指摘する関係者も存在する。[要出典]
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