アジア競技大会eスポーツ競技
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/05/04 02:42 UTC 版)
アジア競技大会におけるeスポーツ競技は、2022年杭州大会より正式競技として実施された、アジア競技大会のeスポーツ競技である。2018年ジャカルタ・パレンバン大会では公開競技として実施された。
歴史
2018年大会で公開競技として初めて実施され、6タイトルが採用された[1]。2022年大会では、これまでボードゲーム競技に分類されていたブリッジ、チェス、囲碁、シャンチーとともにマインドスポーツ競技として実施された[2]。8タイトルが採用される予定だったが、『ハースストーン』がライセンス問題により除外されたため、最終的に7タイトルが採用された[3][4]。
2026年大会では、13タイトルが採用され、11種目で実施される予定[5]。
実施大会
| 回 | 年 | 開催都市 | 開催国 |
|---|---|---|---|
| 19 | 2022 | 杭州市 |  中国
|
| 20 | 2026 | 愛知県・名古屋市 |  日本
|
種目
| 種目 | 18 | 22 | 26 |
|---|---|---|---|
| 『StarCraft II: Legacy of the Void』 | d | ||
| 『アリーナ・オブ・ヴァラー』 | d | • | |
| 『ウイニングイレブン 2018』 | d | ||
| 『クラッシュ・ロワイヤル』 | d | ||
| 『ハースストーン』 | d | ||
| 『リーグ・オブ・レジェンド』 | d | • | • |
| 『Dota 2』 | • | ||
| 『Dream Three Kingdoms 2』 | • | ||
| 『EA Sports FC Online』 | • | ||
| 『PUBG MOBILE』 | • | • | |
| 『ストリートファイターV』 | • | ||
| 競技格闘ゲーム[注釈 1] | • | ||
| 『ポケモンユナイト』 | • | ||
| 『Honor of Kings』 | • | ||
| 『モバイル・レジェンド: Bang Bang』 | • | ||
| 『IdentityV 第五人格』 | • | ||
| 『Naraka: Bladepoint』 | • | ||
| 『グランツーリスモ7』 | • | ||
| 『eFootball』 | • | ||
| 『ぷよぷよeスポーツ』 | • |
獲得メダル総数
| 順 | 国・地域 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 中国 |
4 | 0 | 1 | 5 |
| 2 |  韓国 |
2 | 1 | 1 | 4 |
| 3 |  タイ |
1 | 1 | 2 | 4 |
| 4 |  チャイニーズタイペイ |
0 | 2 | 2 | 4 |
| 5 |  マレーシア |
0 | 1 | 1 | 2 |
| 6 |  香港 |
0 | 1 | 0 | 1 |
 モンゴル |
0 | 1 | 0 | 1 |
脚注
注釈
- ^ 『ストリートファイター』『鉄拳』『THE KING OF FIGHTERS』の3タイトルが団体戦として実施される。
出典
- ^ “『第18回アジア競技大会』の「eスポーツ」競技ゲーム6タイトル発表、FPSは採用されず、日本代表の出場は?”. Negitaku.org esports (2018年5月14日). 2025年1月10日閲覧。
- ^ “The General Competition Schedule for the 19th Asian Games Hangzhou 2022 (First Edition) Is Officially Released” (英語). The 19th Asian Games Hangzhou 2022 (2021年9月16日). 2022年4月30日閲覧。
- ^ “取消《炉石传说》 杭州亚运会电竞将设7个比赛项目” (中国語). 杭州第19回アジア競技大会 (2023年3月16日). 2025年5月4日閲覧。
- ^ “Esports make historic medal debut at 19th Asian Games in Hangzhou” (英語). オリンピック (2023年9月20日). 2025年1月10日閲覧。
- ^ “OCA announces e-sports titles for 2026 Asian Games” (英語). アジアオリンピック評議会 (2025年2月22日). 2025年5月4日閲覧。
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