アクセス・観光
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/27 04:24 UTC 版)
観光客は空港のある太原からアクセスするのが一般的であったが、高速鉄道の平遥古城駅が2014年に開業し、北京から最短で約4時間と大幅な時間短縮がなされた。車の場合、太原から高速道路を利用して1時間半ほどである。 平遥古城内は住民以外の自動車の乗り入れが禁止されているため、城門付近にて電気カートに乗り換える必要がある。また、古城の中心部分は歩行者天国となっており、電気カートの乗り入れも禁止されている。 平遥古城は出入り自由で、入城も無料である。ただし、城内の主要な観光地、たとえば平遥文廟、平遥県署、近代以前の中国最大の金融業者であった票号「日昇昌」、中国鏢局博物館、古民居博物館などは入場にあたって門票を買う必要がある。平遥古城内には客桟(旅館)、餐館(レストラン)、商店などが多くある。旅館は古い民家を改造したものであり、商店では平遥特産の推光漆器や繡花鞋、平遥牛肉などの土産物を扱っている。城壁は有料で上ることができる。城壁上を一周すると約6kmほどであり、かつてはレンタルの自転車などで周回することも出来たが、現在は城壁保護のため一部区間を除いて立ち入り禁止となっている。 古城内外には四合院と呼ばれる古民家を改装した客桟をはじめとして、多くの宿泊施設が軒を連ねている。
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