アインシュタインの等価原理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 13:56 UTC 版)
「等価原理」の記事における「アインシュタインの等価原理」の解説
アインシュタインの等価原理 (Einstein's equivalence principle, EEP) ニュートン力学では、「自由落下する観測者は、重力と慣性力が釣り合うので重力の作用がない」と説明されるが、弱い等価原理が成り立つならば、「自由落下する観測者は慣性系である」と考えることが可能である(より厳密には局所慣性系である、という)。 アインシュタインは、弱い等価原理を拡張して、慣性系で成立するすべての物理法則(重力や力学の法則を除いた、すべての物理法則)は等価である、という表現を行った。すなわち、 慣性系にある実験室での、重力に起因しない実験結果は、実験室の速度や位置に依存しない。 という原理をおいた。ここでの実験室のサイズも、また実験結果も、潮汐力を受けない程度に小さいことが必要である。
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