弱い等価原理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 13:56 UTC 版)
弱い等価原理 (Weak equivalence principle, WEP) は、自由落下の一般性 (the universality of free fall) としても知られている。 自由落下する物体の軌道は、初期の位置と速度にのみ依存し、物体の種類によらない。 または、 与えられた重力場において、時空のある一点で発生する加速度は、物体の種類によらず一定である。 この原理が成り立つとするならば、重力のみを受けて運動する物体の軌跡はどの物体でも同じ、ということになる。ただし、ここでの物体は、それ自身が潮汐力を受けない程度に小さなものであることを仮定している。潮汐力が作用すると重力場自身の作用が変わるからである。
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