弱い駒を渡すことを防ぐ例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/27 02:31 UTC 版)
「不利先打」の記事における「弱い駒を渡すことを防ぐ例」の解説
▲持ち駒 飛飛香図4 ▲持ち駒 なし図5 ▲持ち駒 なし図6 図4で、▲2六飛、△同歩の後に3手目に1七に駒を打つ場合、飛と香では局所的には同等に見えるため、飛を温存する香打が有利と思える。しかし、△同玉、▲1九飛(図5)となり、△1八香合が弱い合駒のために詰まない。 先に飛を打てば、同様に進めて図6となり、香が玉方の持ち駒にないため、1八で強い合駒を獲得できて詰む。例えば香の代用に△1八飛合ならば、▲2六銀、△1六玉、▲1七歩以下で詰む。 (図4は▲2六飛、△同歩、▲1七飛、△同玉、▲1九香、△1八角打、▲2六銀、△1六玉、▲1八香、△同角不成、▲2五角、△同桂、▲1七歩、△同桂成、▲2五銀まで15手詰)
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