弱い相互作用の普遍性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/19 15:11 UTC 版)
「カビボ・小林・益川行列」の記事における「弱い相互作用の普遍性」の解説
CKM行列の対角成分でユニタリティーの制限は ∑ j | V i j | 2 = 1 ( i = 1 , 2 , 3 ) {\displaystyle \sum _{j}|V_{ij}|^{2}=1\quad (i=1,\,2,\,3)} である。これは上向きアイソスピンを持つクォークと下向きアイソスピンを持つクォークのペアの数が全ての世代で同じことを示唆している。この関係はカビボが1967年に弱い相互作用の普遍性(弱い相互作用のユニバーサリティー)として初めて指摘した。理論上全ての SU(2) 粒子対は弱い相互作用のゲージボソンと同じ強さで結合することが導かれ、これまでの実験結果と一致している。
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