龍図鐔とは? わかりやすく解説

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龍図鐔

りゅうずつば

越前国
江戸時代前期
縦81.2ミリ横81.2ミリ切羽厚さ5.8ミリ
地変り形肉彫地透丸耳
特製落込桐箱

猛る如く身を躍らせる火焔を纏った龍を変り形鐔造形そのままに表わした、記内龍の特徴顕著に表わされた大振り迫力ある作。耳に合わせ鍛えの残る地鉄黒味帯びて力強い。一枚一枚を鏨強く鋤き下げ透し内側にもを切り施して胴体そのまま立体的に表現している。大きく見開かれた目は眼光鋭く突き出された下顎からは牙が覗いて活力があり、張り詰めた腱から鋭い三爪の先まで緊張感が漲っている。龍は越前記内(きない)一門の得意とする題だが、中でもこの鐔は比較時代上がるもので、精悍躍動感溢れ出来である。
龍図鐔
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