もどりとは? わかりやすく解説

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もどり【戻り】

読み方:もどり

もとへもどること。もとの状態にかえること。

もとの場所へ帰ること。帰りまた、帰り道。「—はバスにする」

鉤(かぎ)や釣り針の端に逆向きにつけたとがり。

人形浄瑠璃歌舞伎で、敵役(かたきやく)と思われ人物が、善心もどって本心打ち明けること。また、その演技演出


戻り

読み方:もどり

ラ行五段活用動詞「戻る」の連用形、あるいは連用形名詞化したもの

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戻り

読み方:もどり

  1. 下落相場一時引返すこと。又は仲買店の注文名が手数料を取ること。或は釣銭のことをいふ。〔相場語〕
  2. 下った相場恢復すること、戻り相場恢復の足どり。〔株式

分類 相場相場

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もどり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/06 22:50 UTC 版)

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もどりとは人形浄瑠璃・歌舞伎の趣向の一つ。

概略

登場人物が瀕死の重傷を負い死にいたるまでの間に演技をする手負事の種類に入る。ここではそれまでの悪人であった者が、死に際して、主人公を救うためとか主家を守るためなどの理由で、わざと悪人のふりをして敵を騙していたことを告白し、正義のためとはいい悪行を尽くしていた前非を悔い、関係者の嘆きの内に、死を迎える(落ち入る)という演出が行われる。

代表的な例が「義経千本桜・すしや」のいがみの権太で、悪行の限りを尽くし、匿われていた平維盛の妻、若葉の内侍と若君六代の君を梶原景時ら捕り手に引き渡す。怒った父親に刺され、ここで初めて、主家を救うために妻とわが子を身代りに立てたことを告げる。前半部の悪行が際立っていればこそ、後半部のもどりの演技で、観客を感動させる効果が表れるのである。

このほか、「摂州合邦辻・合邦庵室」の玉手御前、「源平布引瀧・実盛物語」の瀬尾十郎などが典型的なもどりである。歌舞伎では、演じる役者は、もどりの場面に入るまでは決して善人の演技をしてはならないという制約が伝わっている。

参考文献

  • 『名作歌舞伎全集』第1巻(近松門左衛門集)、戸板康二(監修)、東京創元新社、1969年。全国書誌番号:75023520
  • 『歌舞伎事典』服部幸雄ほか、平凡社、1983年11月、新訂増補版。 ISBN 4582126243

もどり

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 06:57 UTC 版)

名詞

もどりり】

  1. 戻ること。
  2. 帰り帰り道
  3. 鈎や釣り針先端向き尖った部分

発音(?)

も↗どり↘

動詞

もどり

  1. もどる」の連用形

「もどり」の例文・使い方・用例・文例

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