物理探査記録総合解釈
【英】: integrated interpretation of geophysical prospecting data
地層はいろいろな物理的性質(物性)を持っている。それらのうちの固有な物性、例えば磁化率、密度、音響インピーダンスなどに基づく物理探査(磁力、重力、反射地震)が石油探査では最もポピュラーな方法である。これら、個々の物理探査法では、地層の有するさまざまな物性のうちのある側面を選び出して見ていることになる。したがって、より確かな地下構造や物性を理解するためには、特定の物理探査法のみに頼るのでなく、幾つかの物理探査資料を組み合わせて、総合的見地から判断することが必要である。これを物理探査記録総合解釈と呼ぶ。さらに、その過程においては、各種坑井データおよび地質データとも十分対比をとって、すべてのデータが矛盾なく説明できる地質構造モデルを作成するのが総合解釈の最終目標である。 |

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