ぶっかすらいどせいとは? わかりやすく解説

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物価スライド制(ぶっかすらいどせい)

物価変動あわせて年金受給額調整すること

物価上昇すると、年金生活者場合年金額相対的に目減りするインフレによって受給額実質価値少なくなると、年金生活者の生活が不安定になりかねない

インフレ対策として、日本は物価スライド制という年制度とっている。毎年物価上昇に応じて年金支給額自動的に引き上げるというものだ。具体的には、全国消費者物価指数合せて次の年度には、自動的にその分だけ年金額増やする。これによって年金生活者生活水準保ちる。

ただし、物価デフレ消費者物価下落することがある。この場合も、本来ならば物価スライド制により自動的に年金支払額を減額なければならないシステム自体では、インフレ・デフレにかかわらず年金額スライドするデフレ時には年金額は「減額修正」されなければならない。しかし、これでは年金生活者の生活が苦しくなるおそれが生じる。そこで、デフレ時には特例法により、年金額を「据え置くことがあるこの際には、一括して特例法案を国会提出して物価スライド一時停止させる。

過去には、1995年にマイナス0.1%、1999年がマイナス0.3%というデフレ生じたことがある。この2つの例では、特例措置として法律成立させ、減額修正一時停止させた。

(2000.12.19更新




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