ひろしまアニメーションシーズン
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ひろしまアニメーションシーズン | |
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開催日 | 隔年8月 |
国 | ![]() |
初回 | 2022年 |
公式サイト | https://animation.hiroshimafest.org/ |
ひろしまアニメーションシーズン(英語: HIROSHIMA ANIMATION SEASON)は2022年から日本の広島市で開催されているアニメーションの映画祭。2020年までの広島国際アニメーションフェスティバルの後継企画だが「世界4大アニメフェス」の一角ではなくなり、ひろしま国際平和文化祭の1企画となった[1]。
概要
2020年に広島市は、1985年からほぼ隔年で開催してきた「広島国際アニメーションフェスティバル」は2020年で終了し[2]、後継企画として音楽等を含む新たな「ひろしま国際平和文化祭」を発表した。そしてそのメディア芸術部門のメイン企画として「ひろしまアニメーションシーズン」を位置づけた[3]。
第1回の「ひろしまアニメーションシーズン2022」は2022年8月17日から21日に開催され、国際コンペティションと色々な特集上映から構成された。コンペティションには86の国・地域から2149本の応募があり、グランプリにはジョルジュ・シュビッツゲーベル監督の「ダーウィンの手記」が選ばれた。また国内外の長編アニメーション作品を積極的にプログラムに取り入れた。全体の上映作品数は約260本で「広島国際アニメーションフェスティバル」より半減し、5日間の来場者数は新型コロナ禍の影響もあり約4割減の延べ約1万9千人となった[4]。第2回は2024年8月14日から18日に開催[5]。オープニング作品は『ハイパーボリア人』[6]、グランプリはニコラス・ケッペンの『美しき男たち』だった[7]。
出典
- ^ 広島アニメ物語 諸行無常の響きあり(小原篤のアニマゲ丼)- 朝日新聞
- ^ FAQ(よくあるご質問):広島国際アニメーションフェスティバル(広島大会)の今後 - ASIFA JAPAN
- ^ 市民参加型のアニメ祭を広島から発信、第1回ひろしまアニメーションシーズン - シネマトゥディ
- ^ 広島アニメフェスの後継企画、作品数半減・来場者は4割減 グランプリはスイスの短編 - 朝日新聞
- ^ “国際アニメーション映画祭「ひろしまアニメーションシーズン」第2回は2024年8月開催”. コミックナタリー. ナターシャ. 2025年8月21日閲覧。
- ^ “「ひろしまアニメーションシーズン2024」全上映作品発表 『オオカミの家』デュオ新作も”. Real Sound|リアルサウンド 映画部 (2024年7月25日). 2025年8月21日閲覧。
- ^ “「ひろしまアニメーションシーズン2024」閉幕、山村浩二「世界中の表現に耳を傾けた」(イベントレポート / 写真40枚 / 受賞結果掲載)”. 映画ナタリー. ナターシャ. 2025年8月21日閲覧。
関連項目
外部リンク
- ひろしまアニメーションシーズンのページへのリンク