ひまわり (少女雑誌)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/08 18:31 UTC 版)
ひまわりは日本の少女雑誌。
中原淳一が設立したヒマワリ社(のちに「ひまわり社」に改名) が1947年(昭和22年)に創刊。昭和22年1月号から1952年(昭和27年)12月号まで、全67冊。
1984年(昭和59年)に国書刊行会から復刻版が出版された。
創刊秘話
中原淳一が『それいゆ』を創刊後に、友人の杉浦幸雄から「婦人相手の雑誌を出版するならば、なぜ少女雑誌を出版しないのか」と問われたために[1][2]、『それいゆ』の願う女性像のために、十代の少女が読むべき雑誌が必要だという考えに基づいて創刊された[3]。
連載・掲載作品
- 川端康成 - 『歌劇学校』(1949年(昭和24年)6月号から1950年(昭和25年)7月号、中原淳一・画)、『万葉姉妹』(1951年(昭和26年)1月号から12月号、玉井徳太郎・画)、『花と小鈴』
- 松田瓊子 - 『人形の歌』(松本かつぢ・画)
- 大田洋子 - 『ホテル白孔雀』(高井貞二・画)
- 内村直也 - 『あざみの抗議』(高井貞二・画)
- 南川潤 - 『窓ひらく季節』(田代光・画)
- 北畠八穂 - 『ささやかな滴も』(中原淳一・画)
- 川上喜久子 - 『虹を描く少女』(高井貞二・画)
- バーネット - 『秘密の花園』(村岡花子・訳、蕗谷虹児・画)
- みだしなみせくしょん
- 名作ダイジェスト
口絵・挿絵等
中原淳一、初山滋、蕗谷虹児、杉浦幸雄、松本かつぢ、高井貞二、岩田専太郎、鈴木悦郎、玉井徳太郎、高畠華宵、長沢節、岡部冬彦
参考文献
- 『中原淳一画集』 講談社、1975年
- 『別冊太陽 美しく生きる 中原淳一その美学と仕事』 平凡社、1999年
- 内田静枝編『中原淳一 少女雑誌「ひまわり」の時代』 河出書房新社、2011年
脚注
「ひまわり (少女雑誌)」の例文・使い方・用例・文例
- この庭園にはかなりの量の大輪のひまわりがある。
- ひまわりの花が見ごろになりました。
- ひまわりの花束
- ひまわりがうつむいている。
- 私はそのひまわりを大切に育てるつもりです。
- 私はひまわりの絵を描きました。
- 私はひまわりの絵を描く。
- 私たちはそのひまわり畑に行きました。
- それはひまわりです。
- 生で、ゆでて、薄く切ってサラトガチップとして揚げられて食べられるひまわりの茎
- ひまわりという植物
- ひまわりという静止気象衛星
- 2か月のとき,劇団ひまわりに入団。
- 犠牲者の母親8人が先日,子どもたちをしのんで,「ひまわりのおか」という題名の絵本を出版した。
- 気象衛星「ひまわり8号」が打ち上げられる
- 10月7日,新型の気象衛星「ひまわり8号」が,鹿児島県の種(たね)子(が)島(しま)宇宙センターからH2Aロケットに搭載されて無事に打ち上げられた。
- ひまわり8号は打ち上げ後30分ほどでロケットから分離した。
- 来年の7月に気象衛星ひまわり7号から観測を引き継ぐ予定である。
- ひまわり7号は2006年2月に打ち上げられ,2010年7月に本格運用開始となった。
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