ひたちたから【ヒタチタカラ】(野菜)
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登録番号 | 第15407号 |
登録年月日 | 2007年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | はす | |
登録品種の名称及びその読み | ひたちたから よみ:ヒタチタカラ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 上田稔 | |
品種登録者の住所 | 茨城県小美玉市下玉里2307番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 上田稔 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「福ダルマ」の自然交雑実生から育成されたものであり、肥大茎の長さはかなり短、節数は4~5節、根茎肥大の早晩が早の食用はすである。葉の大きさは50~69㎝、凹みはやや深、葉縁の波は中、葉柄長は100~149㎝、葉柄のとげは中である。花の大きさはやや大、花弁の地色は白、アントシアンの有無は有、濃淡はかなり淡、分布はつま紅、形は広、先端の形は丸、完全花弁数は15~24枚、花たくの形は椀状である。肥大茎の肩張りは極強、太さはかなり大、長さはかなり短、節数は4~5節、分岐肥大茎の肥大程度は高、肥大茎表皮の色はやや淡、皮点はやや少、肉の硬さは軟である。根茎肥大の早晩は早、地下根茎の深さは浅である。「福ダルマ」と比較して、肥大茎の肉が軟らかいこと、根茎肥大が早いこと等で、「天王」と比較して、肥大茎の肩張りが強いこと、肥大茎の肉が軟らかいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に育成者のほ場(茨城県小美玉市)において、茨城県土浦市の育種家から導入した「福ダルマ」の自然交雑種子をは種、10年にその実生の中から選抜、以後、選抜を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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