てんずるとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 日本語表現辞典 > てんずるの意味・解説 

囀ずる

読み方:てんずる

小鳥などが軽やかに鳴くこと、つまり囀るさえず-る)ことを意味する語。

てん・する【典する】

読み方:てんする

[動サ変[文]てん・すサ変《「てんずる」とも》質に入れる

黄金(こがね)の耳環(みみわ)を—・して」〈鴎外訳・即興詩人


てん・ずる【展ずる】

読み方:てんずる

[動サ変[文]てん・ずサ変ひろげる。また、丁寧に見る。

「壁に遺墨を—・じ」〈左千夫・勾玉日記


てん・ずる【点ずる】

読み方:てんずる

[動サ変[文]てん・ずサ変

筆の先などで点をつける。「詩句かたわらに—・ずる」

火をつける。あかりをともす。

居間戻って灯火を—・じ」〈二葉亭・浮雲

しずくをたらす。「目薬を—・ずる」

書き入れる。さす。「を—・じた唇」

漢文訓点をつける。「送り仮名を—・ずる」

をたてる。「一服—・ずる」

時や場所などをそれと定める。指定する

木幡といふ所は…その大臣の—・じ置かせ給へし所なり」〈栄花・疑ひ〉

選定する点検する

近日宇多津に於て兵船を—・じ、備前児嶋上って」〈太平記一四

削り減らす。没収する

「いやみ思ひて、領(し)らん所共—・ぜよ」〈宇治拾遺・三〉


てん・ずる【転ずる】

読み方:てんずる

[動サ変[文]てん・ずサ変

方向・状態などが移る。変わる。また、移す。変える。「内勤から外勤に—・ずる」「話題を—・ずる」「災いを—・じて福となす」

ころがる。回る。また、ころがす。回す。

「六箇(むつ)の車輪あたかも同一(ひとつ)の軸にありて—・ずる如く」〈鏡花義血侠血



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「てんずる」の関連用語

てんずるのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



てんずるのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館

©2024 GRAS Group, Inc.RSS