つりがね

デジタル大辞泉

つり‐がね【釣（り）鐘】

読み方：つりがね

寺院の鐘楼などにつるしてある大きな鐘。青銅で鋳造し、つり撞木(しゅもく)でつき鳴らす。梵鐘(ぼんしょう)。

世界宗教用語大事典

つりがね 【釣鐘】

→ 鐘

隠語大辞典

釣鐘

読み方：つりがね

1. 大声ニテ叱ル人ノコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・石川県〕
2. 高声ニテ喋々スル人物。〔第二類　人物風俗〕
3. 大声にて話す人。或は大声で叱る人を云ふ。〔石川県〕

分類 石川県

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釣鐘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/02/20 20:47 UTC 版)

火の見櫓の上に設けられた半鐘

釣鐘（つりがね）は、鐘の一種で、日本・中国・朝鮮の様式で作られたものを言う。一般的には梵鐘を指すが、広義には半鐘なども含む総称である。

通常は青銅を鋳造して作られる。大きさから梵鐘・半鐘・喚鐘に分けられ、これらの分類については諸説あるが、概ね口径約30cm（1尺）以下のものが喚鐘、55cm～70cm以下のものが半鐘、半鐘より大型のものを梵鐘という。いずれも仏教寺院において用いられるが、半鐘については火災などの発生を知らせるために火の見櫓に設置されたもののほうが一般に知られている。

釣鐘を鳴らすには、撞木（しゅもく）と呼ばれる木製の道具を使い、これで外側から横面を叩いて鳴らす。撞木は、半鐘・喚鐘に使われるものはT字型をしているが、梵鐘に使われるものは吊り下げられた大きな棒である。

関連項目

• ツリガネムシ - 釣鐘型の形状から名づけられた動物プランクトン
• 人口ピラミッド - 少産少死社会では男女の年齢別人口を表したグラフが釣鐘型になるとされる

漢字辞典

銿

銿	画数：15 音読み：ショウ、 シュ、 ヨウ、 ユ 訓読み：つりがね ピンイン：zhong1

鏞

鏞	画数：19 音読み：ヨウ、 ユ 訓読み：つりがね ピンイン：yong1 対応する英語：large bell used as musical instrument

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「つりがね」の例文・使い方・用例・文例

• 釣鐘(つりがね)型の３つのチェディにはそれぞれ，ひとりの王の遺骨が納められている。