ちょさくけんトロールとは? わかりやすく解説

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著作権トロール

読み方:ちょさくけんトロール
別名:コピーライトトロール
英語:copyright troll

著作権自身著作物保護のために行使するではなく訴訟による賠償金獲得目的として行使すること、あるいはそれを行う者のこと。しばしば侮蔑語として用いられる

著作権目的創作活動促進文化の発展とされていることから、その理念逆行する著作権トロールの行為は、著作権濫用悪用だとして非難されることがある

著作権トロールは、特許における類似の概念である、パテントトロール特許トロール)の派生語とされるトロールtroll)の語は本来、北欧神話登場する妖精由来するが、「インターネット上で迷惑行為を行う人」という意味で、日本語の「荒らし」に相当するインターネットスラングとして用いられている。また、トロールの語は、発音と綴り似たトロールtrawl漁法とも関連付けられており、自身保有する著作権の侵害例を探し回る行為が「トローリング」と称されることもある。

著作権トロールは、企業主体となって行われることもある。例えば、著作権トロールの代表格とされたライトヘイブンRighthaven)社は、新聞社などから多数著作権購入し、それらの著作権保護され新聞記事転載しWebサイト運営者などに、次々訴訟提起するという「ビジネスモデル」で知られていた。ライトヘイブン社は、勝訴和解により賠償金得たこともあったが、経営状況悪化し2011年弁護士費用納付期限超過したことにより、連邦保安官局資産没収され事実上倒産した



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