ちょうそかべ‐もりちか〔チヤウそかべ‐〕【長宗我部盛親】
長宗我部盛親(ちょうそかべ もりちか) 1575~1615
◇父:長宗我部元親 室:長宗我部信親女 子:長宗我部盛恒、盛高、盛信、盛定、右衛門五郎、盛澄
土佐・長宗我部元親4男。「盛」は増田長盛からの諱か。吉良氏を継いでいたが、長兄信親戦死後、父の溺愛を受けその跡を継ぐ。関ヶ原の戦いでは中立を守り積極的にでることはなかったが、自国にて兄親忠を謀反の疑いにて自害させたこともあって、徳川家康の反感を買い、所領を没収され浪人する。その後豊臣秀頼の元、一軍を率いて大坂冬の陣、夏の陣に参加。夏の陣では徳川方藤堂高虎の軍と戦い、多くの将兵を討ち取る働きをするが、井伊軍が加わり形勢逆転し敗走する。戦後、大坂城を脱出するが捕らえられ、京の六条河原にて斬首。
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