宮内省
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宮内省(くないしょう、旧字体:宮內省)とは、近代の日本にあった皇室事務を司る省庁。1869年(明治2年)に古代の宮内省に倣って太政官制のもとで発足した組織で、当初の長官は宮内卿だったが、1885年(明示18年)以降の内閣制度下においては宮中と行政各官庁は区別され、宮内省を所管する宮内大臣は内閣の閣員とはされず独立していた[1]。GHQ占領下の1946年(昭和21年)に縮小再編され、1947年(昭和22年)に宮内府、1949年(昭和24年)に現在の宮内庁となった[2][3]。
- ^ 日本大百科全書(ニッポニカ)「宮内省」
- ^ 精選版 日本国語大辞典「宮内省」
- ^ a b “内閣制度の概要”. 首相官邸. 2022年7月19日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 石倉幸雄「明治憲政における宮中と府中の関係」『国際経営・文化研究』第21巻、国際コミュニケーション学会、2016年12月、17-36頁、NAID 120006406243、2022年7月19日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “宮内庁関係年表(慶応3年以後)”. 宮内庁. 2022年7月19日閲覧。
- ^ a b “沿革”. 宮内庁. 2022年7月19日閲覧。
- ^ 明治16年太政官達第40号
- ^ 明治40年省令第8号
- ^ 大正3年省令第14号
- ^ 大正10年省令第13号、第15号
- ^ 昭和11年省令第6号
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