ちば丸【チバマル】(野菜)
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登録番号 | 第15137号 |
登録年月日 | 2007年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | さといも | |
登録品種の名称及びその読み | ちば丸 よみ:チバマル |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 千葉県 | |
品種登録者の住所 | 千葉県千葉市中央区市場町1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 鈴木健司、小原麻里、猪野誠、竹内妙子、伊藤実佐子、﨑山一、牛尾進吾 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、千葉県在来「土垂」に軟X線を照射して得られた変異株から育成されたものであり、親芋の形が球、孫芋の形が丸の品種である。草姿及び草丈は中、芽の色は白~緑である。親株葉数は少、葉色は緑、葉長、葉幅及び葉の形は中、葉先の形は丸、葉柄長及び葉しょう長は中、葉柄頚部の屈曲は小、アントシアン着色の程度は中、えりかけ及び開花の有無は無である。芋の着生は房状、親芋の形は球である。子芋の形は短えび、子芋の数はやや多、孫芋の形は丸、みの毛の多少は中である。早晩性はやや晩である。葉柄の可食性は不適、芋の利用部位は子芋のみ、芋の肉質は粘である。千葉県在来「土垂」と比較して、芋の着生が房状であること、親芋の形が球であること、孫芋の形が丸であること等で、「神農総研1号」と比較して、芋の着生が房状であること、孫芋の形が丸であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に千葉県農業試験場北総営農技術指導所(現千葉県農業総合研究センター北総園芸研究所、香取市)において、千葉県在来「土垂」に軟X線を照射して得られた変異株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、更に13年からは千葉県農業総合研究センター育種研究所(長生郡長生村)において特性の調査を行い、16年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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