その他注目選手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/05 14:03 UTC 版)
「ツール・ド・フランス2011」の記事における「その他注目選手」の解説
チーム・レディオシャックは絶対的なエースこそいないが、他のチームであればエース級にもなれるクリス・ホーナー、ヤネス・ブライコヴィッチ、アンドレアス・クレーデン、リーヴァイ・ライプハイマーと4人のオールラウンダー、そして逃げエースのヤロスラフ・ポポヴィッチ、クライムエースのアイマル・スベルディアと充実したメンバーを揃えた。 今までツールの優勝がないフィリップ・ジルベール(オメガファーマ・ロット)だが、第1ステージが彼向けの上りスプリント、他にも数ステージ上りスプリントがあり、序盤の注目の的とされた。同じくパンチャーで序盤で活躍を見せると思われたのはトマ・ヴォクレール(ユーロップカー)、サンディ・カザール(FDJ)、ロマン・フェイユ(ヴァカンソレイユ・DCM)、カルロス・バレード、シルヴァン・シャヴァネルのクイックステップコンビなどであった。 ブエルタ・ア・エスパーニャ3年連続山岳王のダヴィ・モンクティエ(コフィディス)が久しぶりにツールへ登場。脚質はあまり向いていないとのコメントもあった。対抗馬は昨年マイヨ・ブラン・ア・ボア・ルージュ獲得のアントニー・シャルトー(ユーロップカー)、エゴイ・マルティネス(エウスカルテル・エウスカディ)、レミ・ディ・グレゴリオ(アスタナ・チーム)など。 その山岳賞は今年から若干システムが変更になり、今まで2級以上の最終峠はポイント2倍とされていたが、今年からは山頂フィニッシュの4峠のみポイント2倍とされた。そしてその4峠はすべて超級。1位ゴールなら一発で40ポイントと大量ポイント獲得が出来る。 全日本TT&ロードのダブルタイトルを獲得した別府史之(チーム・レディオシャック)は元々のスケジュールからメンバーには選ばれず、また新城幸也(ユーロップカー)もセレクションには選ばれたものの最後で脱落。3年ぶりにプロトン内に日本人不在となった。
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