その他京都の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/23 08:45 UTC 版)
夏世(なつよ) 清白屋の裏の医院「芙蓉」の院長を務める女医。 「芙蓉」はかつては置屋だったが、一人娘の夏世は家業を継がず医者になった。京都大学医学部を出た後、アメリカでの勤務医を経て実家を医院に改装して開業。乙女の中学校の同級生で恵慈の小学校から大学までの先輩。清白屋の芸妓・舞妓たちの良き姉貴分。乙女からは「なっちゃん」、恵慈からは「夏世姉」「先輩」、清白屋の芸・舞妓達からは「センセ」、エルマーからは「ナッツ」と呼ばれている。専門は外科。 エルマー・ソリス 夏世のかつての夫。ハーバード大を首席で卒業して証券ディーラーとなったがリーマン・ショックの際に事業は破綻。アルコール使用障害となった。その後、子供たちを追って来日し、惠慈の会社に雇われる。 ロータス・ソリス 夏世とエルマーの長男。12歳時に来日。 梅衣(うめきぬ) 本名不明。上七軒の「春告」に所属する美人芸妓。乙女と同じく西陣の染め屋の娘であったが、家が破産・廃業した際に春告に引き取られた。或る事件をきっかけにして清白屋と付き合いが始まり、現在では胡蝶の友人。大阪の実業家・上村光輝と愛人関係にある。十子の姉芸妓だった。 真広(まさひろ) 名字不明。室町にある京友禅の染物屋「橘正屋(きっしょうや)」の主人。居合いの達人でもある。恵慈の幼馴染みで、ともに鞍馬寺で居合の修業をしていた。後に結花に求婚するも振られる。典広(のりひろ)という名前の一人息子有り。
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