その他の説話
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「ロイグ・マク・リアンガヴラ」の記事における「その他の説話」の解説
アイルランド語による初期の散文に「クー・フランの幽霊戦車(シアヴルハルバド・コン・クリン)」という話がある。聖パトリックによって蘇ったクー・フランが、タラの上王ライガレ・マク・クリウサンをキリスト教に改宗させようとする話だが、この物語にはロイグも登場し、二人が死後も共にあることが伺える。ロイグが登場する部分の内容は以下の通り。 それは戦車の幻だった。そして灰色と黒色の馬が、足並みを揃えて戦車を曳いていた。その戦車の中には、有名な二人が乗っていた。すなわちクフーリンとその御者とが乗っていた。二人は、とても大きく見えた。巨人のように見えた。そして世にも稀な立派な武器をもって身を固めていた。 —八住利雄,『世界神話伝説大系〈41〉アイルランドの神話伝説』, P294~P295
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その他の説話
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14世紀末頃に成立した写本『レカンの黄書』に収められた物語「アイフェの一人息子の最期」において、エメルはウラド(アルスター)にやってきた若者がクー・フランの息子であることを見抜き、夫が息子と戦うのを止めようとした。しかし、クー・フランは妻の願いを振り切り、ウラドの人びとの名誉をかけて若者に立ち向かうこととなる。 また、Egerton 132 に所収されている物語「クー・フランの死」では、死地へと向かう夫を止めようとするエメルの様子が記されている。
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その他の説話
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デヒティネは18世紀に編纂されたEgerton 132 所収の版の「クー・フランの死」にも登場する。デヒティネが登場する部分のあらすじは以下の通り。 クー・フランは死地へ向かう前に、母デヒティネのもとへ別れの挨拶を述べに行く。デヒティネは、出かける前に飲み物を一杯飲んでいくように言い、杯を差し出す。しかし、杯の中はたちまち血で満たされてしまう。2回、3回と入れ直しても同じであった。クー・フランは怒りから杯を岩に叩きつけ、「私の死もいよいよ近づいたのです。今度の戦いからは、私は生きて帰ってこないでしょう」と言った。デヒティネとカスバドはせめてコナル・ケルナッハ(英語版)が帰ってくるのを待つべきだと説くが、クー・フランは狂気から聞く耳を持たなかった。
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