その他の社会インフラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 17:42 UTC 版)
与島では1960(昭和35)年に簡易水道が敷設され、1980(昭和55)年には岡山県高梁川から水道が開通した。現在は坂出市から瀬戸大橋の防災用送水管を経由して上水道が供給されている。一方、下水道は未整備で、浄化槽の設置や収集車によるし尿回収によって生活排水を処理している。電気は1966(昭和41)年に送電が始まり、香川県から供給されている。通信設備については携帯電話や3.5世代移動通信は利用できるものの、有線回線としては長らくISDN回線までであったが、フレッツ光ネクストが2015年2月6日より提供されるようになった。医療については、診療所はあるものの常勤医師はおらず、坂出市から週1回の巡回診療が行われている。明治期から昭和初期には与島を含む周辺各島に小学校が整備されていたが、高齢化と少子化により、小学校・中学校は2008(平成20)年に廃校となった。中学生までは四国本土へのバス通学をする場合には交通費の95%が補助金で賄われるが、高校生以上には交通費の補助や下宿の補助金はない。
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