その他の温泉地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 09:19 UTC 版)
弥次ヶ湯温泉(やじがゆおんせん) 指宿駅の北部に位置する温泉。名称の由来については弥次という者が発見したためと伝えられているが別の説もある。観葉植物の栽培に利用されている。 湯之里温泉(ゆのさとおんせん) 弥次ヶ湯温泉の東に隣接する温泉。高温の湯が得られることから盛んに開発が行われ製塩などに利用されていた。周辺の宿泊施設等の泉源として利用されている。 大牟礼温泉(おおむれおんせん) 『三国名勝図会』に記されている古い温泉。「村之湯温泉」として現存する。 潟口温泉(がたぐちおんせん) 湯之里温泉の東側海岸沿いに位置する温泉。歴史は古く湧出量も多かったが湯之里温泉の開発に伴って急速に衰退した。魚の養殖に利用されている。 潟山温泉(がたやまおんせん) 二月田駅の東側から魚見岳にかけて広がる温泉。主として農業に利用されている。 二月田温泉(にがつでんおんせん) 二月田駅の西側に位置する弱酸性の温泉。1831年(天保2年)に島津斉興が摺ヶ浜から館を移し殿様湯と呼ばれた。殿様湯跡は指宿市の文化財に指定されており、当時の敷石などが残されている。 二月田温泉、殿様湯(共同浴場) 向かって右が男、左が女湯 旧温泉を移築した際の簡易説明が書かれている。 男湯を更衣室側から、手前がぬるめ、奥が熱めの湯 更衣室 左ぬるめ、右熱めの湯 奥側から更衣室側を。洗い場は数人分ほどしかない。 河原湯温泉(こらんゆおんせん) 二月田温泉の西側に隣接する温泉。 宮ヶ浜温泉 宮ヶ浜駅付近にある温泉。魚の養殖に利用されている。 柴立温泉 宮ヶ浜駅付近に存在した温泉。歴史は古く『三国名勝図会』には湯が川のように流れ出ているとの記述があるが、周辺の温泉開発によって湧出量が減少し1973年(昭和48年)以降は使われなくなった。
※この「その他の温泉地」の解説は、「指宿温泉」の解説の一部です。
「その他の温泉地」を含む「指宿温泉」の記事については、「指宿温泉」の概要を参照ください。
- その他の温泉地のページへのリンク