その他の人とのエピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 16:29 UTC 版)
「萬屋錦之介」の記事における「その他の人とのエピソード」の解説
歌舞伎界と別れた後も、いくつかの関わりを持っている。甥の二代目中村獅童が襲名披露をする際は、自ら後見人を買って出て口上を述べ、歌舞伎界で後ろ盾のない獅童の力になろうとした。 世界的スターである三船敏郎が取締役の三船プロダクションが製作する映画の常連であり、三船との共演も多かった。 中村玉緒の後の回想によると、錦之介が亡くなったことを知った勝新太郎が「俺の兄弟の一人がいなくなってしまった」と語り、癌で闘病中だった自らの体調の悪化もあって錦之介の葬儀への参列を果たせずに残念がっていたという。ちなみに勝は錦之介が亡くなったわずか3か月後に他界している。 溺愛する息子達が子供だったころ『仮面ライダー』の大ファンだった息子達から、「父ちゃんは偉い役者だって言うけど、仮面ライダーに出てないじゃないか!」と言われた。すると錦之助は、『仮面ライダー』出演を本気で東映にオファーし、東映のスタッフ達を絶句させた。当時はこういった大御所の俳優が特撮番組に出演することはあまり前例がなかったため、出演は叶わなかったが、息子達のために、地獄大使を演じていた友人の俳優・潮健児に頼んで、その衣装で潮に家に来てもらったことがあるという。 主演ドラマ「子連れ狼」の撮影期間中、大五郎役を演じた子役の西川和孝を毎日のように自宅に招き交流を図った。
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