その他の人の妨害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 10:18 UTC 版)
グラウンド内にいる警備員やカメラマン、バットボーイやボールボーイなどがフェアボールに触れた場合。……その行為が故意でなかった場合(避けようとしたが避け切れなかった、など)はボールインプレイのままとする。対して、故意であった場合は直ちにボールデッドとして、審判員は、その行為がなかったら競技はどうなったかを判断して、ボールデッド後の処置を決める。(規則6.01(d))なお、ボールを拾い上げたり、蹴ったり、押し戻したりした場合は、その意志に関係なく故意と見做される。(同【原注】) 打球や送球に対して観衆が妨害した場合。……審判員は、その行為がなかったら競技はどうなったかを判断して、ボールデッド後の処置を決める。飛球を捕らえようとする野手を明らかに観衆が妨害した場合には、打者にアウトを宣告する。(規則6.01(e)および同【規則説明】)フェンスによじ登るなどして、スタンドへ入りそうな打球を捕球しようとしている野手が観衆に妨害された場合、野手は危険を承知でプレイしているのであるから、守備妨害とはしない。対して、観衆の方からグラウンドに入ってきたり、グラウンドのほうに身を乗り出したりして捕球を邪魔したときは、守備妨害とする。
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