そのほかの作曲家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 14:55 UTC 版)
「ポーランドの現代音楽」の記事における「そのほかの作曲家」の解説
以上の作曲家は、数多い第一次ポーランド楽派のほんの一部に過ぎない。ヴォドジミェルシュ・コトニスキ、マレク・スタホフスキ、ツビニエフ・バルギエルスキ(ズビグニェフ・バルギェルスキ)、レオンチゥシュ・チゥチュラ、ツィグムンド・クラウツェ(ジークムント・クラウゼ、国際現代音楽協会ISCM元総裁)など、多くの作曲家がこの楽派に属している。1947年生まれのヤン・オレシュコヴィツは、その語法を継承して活躍した。直接的、間接的に影響を受けた世界各地の作曲家達は枚挙に暇がない。またソ連崩壊以前のポーランド国内の作曲を学ぶ人々にとっては、国外の近年の動向に接することが十分に出来ないことからも、多大な影響を与えた。 これらの作曲家の名前を冠した「ヴィトルト・ルトスワフスキ国際作曲コンクール」、「ヴィトルト・ルトスワフスキ国際チェロコンクール」、「ヴィトルト・ルトスワフスキ国際指揮コンクール」、「カジミェシュ・セロツキ国際作曲コンクール」、「タデウシュ・バイルト作曲コンクール(国内限定)」、「クシシュトフ・ペンデレツキ国際室内楽現代音楽演奏コンクール」(現在はペンデレツキが委員長から降りたために、コンクールの名称は変更されている)、「グラジナ・バツェヴィチ国際作曲コンクール(学生及び院生限定)」といったコンクールが開催されている。ヤン・オレシュコヴィツは後年、第2回「カジミェシュ・セロツキ国際作曲コンクール」で第3位相当のZaiks作家協会賞を受賞し、ツィグムンド・クラウツェは現在もセロツキ、バイルト、ルトスワフスキなどの各作曲コンクールの審査委員長や海外主要作曲コンクールの審査員の座にある。
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