【戦術航空士】(せんじゅつこうくうし)
海上自衛隊の航空部隊において、哨戒機や救難機に搭乗し、(機体の操縦を除く)現場における戦術的な判断(哨戒海域での飛行経路のパターンやソノブイ敷設プランの設定など)とその実行、クルーの統括指揮の責任を負う航空機搭乗員の役職。
(このため、「任務機長(PPC=Patrol Plane Commander)」として機長の役割を務めることもある)
アメリカ海軍では"Tactical Coordinator(タクティカル・コーディネイター)"と呼ばれている役職であり、ここから由来した「TACCO(タコ)」という通称もある。
操縦士と同様、三等海尉以上の幹部自衛官をもって充てる役職とされており、人材は航空学生課程の出身者や防衛大学校の卒業生、または一般幹部候補生(一般の大学・大学院から幹部候補生学校を経て幹部に任官された者)出身者から集められる。
関連:エビエーター NFO
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