世界知的所有権機関(せかいちてきしょゆうけんきかん)
”世界知的所有権機関”とは、全世界にわたって知的所有権の保護を促進し、パリ同盟やベルヌ同盟等の知的所有権関係の同盟間の行政的協力を確保することを目的として設立された国際機関である。World Intellectual Property Organizationの頭文字をとってWIPO(ワイポと読む)と略称される。
世界知的所有権機関は、世界知的所有権機関を設立する条約に基づいて設立されており、この条約には、全世界150カ国を超える国が加入している。組織構成は下図のとおり。

WIPOは、PCT国際出願の国際事務局としても活動している。また、1996年12月には、WIPO外交会議において、WIPO著作権条約、WIPO実演・レコード条約が採択されている。
WIPOのホームページも参照のこと。
(執筆:弁理士 古谷栄男)
WIPO
= 世界知的所有権機関
読み方:せかいちてきしょゆうけんきかん【英】 World Intellectual Property Organization
専門機関のひとつで,ジュネーヴに本部を置く。「1967年7月14日にストックホルムで署名された世界知的所有権機関を設立する条約(世界知的所有権機関設立条約: WIPO設立条約)」(昭50条約1)に基づいて1970年に設立された国際機関。全世界にわたる知的所有権の保護の促進を目的とし,そのために国際協定締結の奨励,立法に関する技術援助,情報収集,広報,研究などを行なう。また,一般高位ドメイン(com など)のドメイン・ネームに関して,国際的に裁判外での紛争処理を行っている。WIPO設立条約には2001年4月末現在,177カ国が加盟している。
関連項目
(注:この情報は2007年11月現在のものです)
世界知的所有権機関
【英】 World Intellectual Property Organization
専門機関のひとつで,ジュネーヴに本部を置く。「1967年7月14日にストックホルムで署名された世界知的所有権機関を設立する条約(世界知的所有権機関設立条約: WIPO設立条約)」(昭50条約1)に基づいて1970年に設立された国際機関。全世界にわたる知的所有権の保護の促進を目的とし,そのために国際協定締結の奨励,立法に関する技術援助,情報収集,広報,研究などを行なう。また,一般高位ドメイン(com など)のドメイン・ネームに関して,国際的に裁判外での紛争処理を行っている。WIPO設立条約には2001年4月末現在,177カ国が加盟している。
関連項目
(注:この情報は2007年11月現在のものです)
せかいちてきしょゆうけんきかんと同じ種類の言葉
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